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無痛分娩と普通分娩、結局どっちがいいの?無痛も普通も両方体験してみた結果は…?!

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子供を授かると、とてもうれしい反面、産むことに対しての不安はどうしてもぬぐえません

わこ
わこ

今回は、無痛分娩2回と普通分娩を1回体験してみて、感じたことをお伝えします。
少しリアルな体験談になっています。敏感な方は飛ばし飛ばし読んでくださいね!

結論から言うと、無痛分娩が総合的におすすめです!


もちろん、様々な意見があるのでしょうが、私的には無痛が良かったです

第一子、第二子 無痛分娩を選択

初めて第一子を授かった時、とっても嬉しかったのを覚えています。


まだ若くて、授かった事だけで有頂天になっていました。

それから二週間ほどたつと、ひどいつわりに悩まされました。


本当につらかったです。
ずーと気持ちが悪くて、食べている間は少し気持ち悪さが半減するので
ちょこちょこ色々なものを食べては戻していました。

私の場合、産むまで気持ち悪さが続きました…。

赤ちゃんは順調に成長してくれて、妊婦検診を2週間に1回受けていました。


私の通っている婦人科は、無痛分娩も対応可能で、母子手帳をもらう頃に
一度どうするか聞かれ.

その時は悩みもせず、痛くないなら絶対無痛にする!と決断しました。

麻酔を使うので、予めリスクの説明を受け、承諾書を記入しました。

無痛分娩-唐突の入院

臨月に近づくと、妊婦検診も約1週間に1度のペースになり、、

内診し子宮口が柔らかくなってくると
3日に1度検診し、子宮口が少し開き始めると毎日が検診になりました。

そして先生から唐突にじゃあ今日入院して明日出産しましょうと言われ。

初産で勝手がわからない
自分はパニックでしたw


明日??え??明日産むの?しかも今日入院?

看護婦さんから入院セットは早めに準備しておくように言われていたので、その辺はスムーズでしたが
心の準備が全然整っていませんでした。

旦那に連絡し、明日産むんだってよ!と他人事のように話し、旦那も心の準備が出来ていなくて、夫婦でプチパニック状態でしたw

家に一旦帰宅し、どきどきしながら入院の準備をして、いざ出発!

夕方5時頃入院し、夕飯はクラッカー3枚…
全然足りない笑。

19時に促進剤を1錠のみ、20時に一錠、21時に一錠と3回服用しました。

22時頃に診察室に行き、子宮にバルーンを挿入し、背中の脊髄に麻酔用のカテーテルを挿入しました


そして病室に戻り、その日はそのまま就寝…
とはいっても緊張と、下痢に似たような腹痛でほぼ寝ることなんて出来ませんでした。

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無痛分娩-出産の朝

ほぼほぼ寝てない状態で、朝お手洗いに行くと、おしるしがショーツについており・・・


いよいよだなぁと覚悟しました!

赤ちゃんに会えるのはとっても楽しみでしたが、出産の恐怖はまだぬぐえていませんでした。

朝6:30頃 朝食 またしてもクラッカー3枚…さみしいなぁ。

作晩挿入していたバルーンを抜き、羊水を出し、分娩が始まりました。


一旦病室に戻り、痛みが来るまで待ちます。
30分位立つと徐々に痛みが出始めました。生理痛のような鈍痛です。

8時頃、まだそれほどお腹の痛みはありませんでしたが、助産師さんが内診すると子宮口が5~6cm開いているとの事で、分娩台の近くの部屋のベットへ移動しました。

両腕に点滴できるように準備をしますねーと看護師さん。


片腕は陣痛促進剤、もう片腕は、緊急時にすぐに点滴確保できるようにしておくんだそうです。

事の重大さがだんだんわかり始めました。

赤ちゃんを産むって本当に命がけなんだなぁと、、改めて感じました。


そして恐怖も同時に感じ始めました。

更に背中のカテーテルにも点滴セットされ、いつでも麻酔を注入できるという万全の体制になりました。

痛みが強くなってきたら、麻酔入れていきますからねー
無理しないでねーと優しい看護婦さん

助産師さんも看護婦さんもとっても優しい方ばかりで、本当に心強いです。

30分位たつと、生理痛のような鈍痛とは全く別の痛みがやってきました。


これが陣痛だぁ~!ぎゅーとおしりに力が入るようなお腹の痛み。


便意にも似た、下痢の時のような痛み、重い生理痛に似た痛み…。

せっかくだから、ギリギリ頑張れるところまで耐えようと、なぜか我慢の道を選ぶ自分。

そう思ったのに、5分もしない内に、痛みが強くて怖くなり

看護婦さん、麻酔入れてほしいですとお願いする自分ww
自分の根性の無さに泣けてきます。

麻酔を入れてもらうと、背中にひんやりした感覚きて、数秒後には陣痛の痛みが完全に消えました。

すごい!お腹の痛みだけが無くなってる!信じられない、嘘みたいに楽~♪

痛みが無くなったら、猛烈にお腹がすきました。看護婦さんがクラッカー2~3枚なら食べていいよといってくれたので、ありがたく頂戴します。

しばらく痛みもなく、楽しく旦那と母、義母とおしゃべりしてました。

ふとベットの横の赤ちゃんの、心拍とか状態を見る機械を見たら、、

陣痛が来る時にグーンと振る線が1分置き位に、激しい線を描いていました。

え??結構陣痛の感覚短いみたいだけど…。大丈夫なのかな…。

痛みが無いのでよくわかりません。

少しして助産師さんが来て、機械をみると、少し慌てて「早そうだね…」と


内診すると「あっ!もう10㎝開いてるね!分娩台に移動するよー」

やっぱりか!いよいよです…!!

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無痛分娩-いよいよ分娩台へ

陣痛の痛みは全くありません。

でも他の感覚はすべてあります。不思議な感覚です。

もちろん歩く事もできるので、そのまま分娩台へ歩いて移動しました。

痛みが無いので、緊張感もなく、本当にこれから出産なのかしら?と思うほどです。

子宮口は全開のようで、主治医の先生がいない中、助産師さん2人とお産が始まりました。
(おろおろしている旦那はいましたが)

「少し毛を処理しますね」と言われ、恥ずかしいな、わかっていたら家で処理してきたのにー事すでに遅しw


その後、主治医の先生も一回来て、赤ちゃんの出口切開しますねーと。

あーー。そしてやっぱり産む前に切るんだ…。

ちょっとビビりましたが、無痛は最強。痛み全くありません。

いよいよ陣痛の間隔が短くなり出産準備が整いました。

陣痛がくると針が振れる機械を見ながら、大きく針が振れるタイミングで助産師さんがイキむよう促してくれます。

イキまない間は、ハッハッハッハッハッハとスクールで教えてもらった呼吸をしてました。


助産師さんも一緒になって、ハッハッハッとやってくれたので心強かったです。

まったく痛みが無く進むので、この呼吸意味あるのかな?とか余計なことも考えてしまうほどです。

そうこうしているうちに、赤ちゃんがだいぶ降りてきたらしく


「赤ちゃん降りて来ているから、力いっぱいイキんで!」

と言われて足がガクガクするくらい、イキみました。


人生でこんなに力を入れる事ってあるのだろうか?と思うほどイキみました。

それでもイキみが足りないのか、助産師さんに
「もっとだよーもっとイキんで!」

……うそーもう無理なんですが…!と思いながら、歯を食いしばって死ぬほどイキみました。

「頭が見えてきたよー!さあ、あと一息、最後思いっきりイキんでー!」

生まれる直前には主治医の先生が到着。

最後、ウォーーと声を発しながらイキんだら

「にゅるん」とした感覚と一緒にようやく赤ちゃんが産まれました( ;∀;)

無痛で痛くないのですが、イキむのがつらく、まだー??

早く産まれてくれー
何度も思っちゃいました。

へその緒を切り、赤ちゃんと対面し感動して涙を流しつつ。


5分程度で胎盤を取り出し…。ちくちくと切開部分を縫って頂き…。

この間、まったく痛くなく

時間はお昼の12時過ぎでした。

分娩台に移動してから約3時間の超安産で出産する事ができました(^^♪

無痛分娩-麻酔が切れた後

痛みもなく、超安産で出産できたところまでは、自分的にはパーフェクトの流れでした。

でもさすがに、その後はそうはいきませんねw

出産後約2時間程度で麻酔が切れ始め、やってきました。ズキズキズキズキ…

部屋で安静にするも、頭痛と吐き気もします。何度かトイレへもかけこみ。

無痛の場合、そういった症状はよくあるそうです。


頭痛と吐き気はその後、1時間程度で良くなりました。

食欲も出てきて、とりあえず母子共に健康で一安心です
ズキズキは座れないほどつらいですが、それも3-4日程度でだいぶ治まってきます

1週間程度入院し、退院。

その後の産後に比べると、産むのなんて楽なものでしたが…!

第二子も悩むことなく無痛分娩を選択し、第一子と同じように超安産で出産に至りました(つわりはひどくて、入院しましたが)

何はともあれ無痛分娩を選択してよかったです。

第三子-普通分娩を選択

第三子の妊娠発覚…!


3人の子育てはつらいよね?お金もかかるし、と旦那と話し、予定していなかった3人目。

でも本当は3人子供が欲しかった私たち夫婦。
じゃあさ、排卵日に1回だけチャレンジして、出来なかったらあきらめようかと話合い。

結果見事にご懐妊と至りました。


まさか本当にできるとは思っていなくて、排卵日と言っても基礎体温も計った訳でもなく、ホント適当にこのあたりかな程度だったので。


でもありがたいことに授かることが出来て、産まれてくる運命を感じました。

妊娠当初から、普通分娩にしたい気持ちがあり、なぜかと聞かれるとよくわからないのですが、、

3人も産むのに、痛みを知らないのって恥ずかしくないかな?とか

自分の子供に痛いの?って聞かれた時にちゃんと答えられないのも嫌で。


自然に産まれたい時に出産してあげたいと思ったり、、

結局自己満なんですが(;´・ω・)

でも痛いのは嫌だーと結構悩みました。

周りに話しても、普通分娩にする意味あるの?と理解してもらえなかったです。

8ヶ月になるまで悩みましたが、普通分娩を選択しました。

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普通分娩、出産予定日の前日

3人目も、つわりがひどく、入院もしたりしましたが、無事に臨月を迎えることができました。

無痛との違いは、陣痛が来るまで普通通りの生活をしたことですね!


予定日が近づくと、通院の回数は無痛と同じように増えましたが
今までと違って、陣痛がいつ来るのかとずっと考えてしまい、ハラハラドキドキでした。

出産予定日近くなると、今日かな?今日来るのかな?と一日中緊張しており…

私の場合、予定日の前の日の夜9:00頃陣痛が始まりました。

ちょうど旦那もいた時間帯だったので良かったです。


「病院へ陣痛だと思います」と連絡し
当時小学1年生の長女と、3才の長男を家から車で10分程度の実家に預けて、病院へ向かいました。

軽い陣痛かと思いきや、初っ端から結構痛みの強い陣痛でした。

看護婦さんからは、1人目も2人目も、すぐに産まれたから陣痛来たら間隔考えずに、すぐに来てねと言われており。

思ったよりも早く産まれる予感。

病院について、入院部屋へ。

すぐに分娩台に移動するかと思いきや、1時間30程度ベットで陣痛を耐えることに…。

前回と同じく、点滴の確保をして。

初めは3分置き位に陣痛が来て、あー痛いなと思っていたら
あっという間に1分間隔。


普通はもう分娩室に移動するのでは?と疑問を持ちつつ

まあ痛いこと。

下痢のような猛烈な腹痛と生理痛の十倍くらいの痛み。


それが1分おきにやってきて。悶絶状態

陣痛逃がしの為のテニスボールを持っていたので、ぐりぐりとおしりの上に当ててみましたが
私にはあまり効かないようでしたww

こんなに陣痛の間隔が短くなっているのに、大丈夫なの??

自問自答し、看護婦さんもずっと一緒にいないし、たまに来るだけだからますます心配になりました。

もうベットで耐えるのみです。

旦那はテレビを見ていて、たまに「大丈夫かー?」と声をかけてくる

旦那は別に悪くはないけど、一人で苦しんでるのに、なんでこの人はテレビをボケっと見ているだけなのよ~!と腹が立ちww。

変われるもんなら変わってもらいたいわ!と当たり散らしてました。

そうこうしているいるとやっと看護師さん来ました

「子宮口確認しますねー」

「あーもうだいぶ開いてるね!お部屋移動しますよー」

いよいよです!歩いて分娩室に行き、よっこいしょと分娩台にのり。

痛みはずっとありますが、とりあえずここまで何とか耐えられました。

無痛分娩を2回経験しているので、流れはわかっているものの、なんてたって痛い。


30秒位の間隔で、すごい陣痛の痛みがきて。でもイキんじゃダメだよと言われて。


イキむというより、猛烈な痛みで逆にイキめる気がしないのですが…?という感じ

痛みを逃す為に、ハッハッハッハッハと呼吸をするも、痛くて逃れている感覚はなし

呼吸も陣痛激痛真っ只中の私には、これやっても絶対意味ない!
って思いながらハッハッハしてましたW

余裕なんで全然ありません。

そして例のごとく、毛の処理をチャチャっとされ、少し切開しますねーと切られます。
(まったく痛くなかったです。陣痛の痛みが凄すぎて、ホントに何も感じませんでした)

しかし、ここからが本当につらい時間でした

分娩台に上がって30分から40分、助産師さん「頭が見えてきたよー!」

やっとだー。やっと降りてきたか…!

「次の陣痛の時に、思いっきりイキむよ!」と言われ


せーの!で力いっぱいイキみました。

イキむと、出口が猛烈に痛くて、痛みを通り越して熱い感じ!


味わったことのないような、激痛。。
メリメリと裂けて熱くて、陣痛よりもひどい痛み。

1回のイキみでは出なくて、また同じようにイキみます。


本当に熱い!出口に焼き印を押し付けられている感じです。

何度か同じようにイキみます。

最後のいよいよ出るという時、自分でもびっくりするくらい叫んでいました。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!」

後にも先にも、あんなに低いうなり声で大声出して叫んだ事はなかったです
けものでしたww

人間もやっぱり動物なんだな…と実感です。

冗談抜きで死ぬかと思うほど痛かったです…。鼻からスイカっていうけど
分かる気がする…そういう例えになるのよなーって思います。

あんなに痛いんだもの。

少ししてから、胎盤を出しますが、今回なかなか剥がれず
先生が腕を突っ込んで剥がしましたw

考えられない状況ですが笑、実はそれほど痛くないんです。

産道が広がっているからか、腕一本入っても平気でした。

チクチク縫う時も、痛みは感じませんでした。それまでの激痛で麻痺しているんでしょうね。

そして今回も超安産、計2時間半で出産、母子ともに健康で終えることが出来ました。

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まとめ

2人を無痛分娩で出産し、3人目を普通分娩を選択しましたが、結果的には断然無痛分娩がおススメです。


もちろんリスクもあるし、色々な意見もあるので、強くはおススメできませんが


自分が体験してみて、トータル無痛分娩の方がよかったです。

無痛分娩の良かった点

  • 痛みがない
  • 計画的に出産可能
  • ゆったりした環境で出産に望める
  • 出産が長引いても、痛みを耐えられる

無痛分娩の気になる点

  • 麻酔のリスク(後遺症等)
  • 赤ちゃんの出たいタイミングで産めない
  • 費用がかかる(産院によります)
  • 麻酔の効き目が悪い場合もあり
  • 出産後の副作用

感じ方は人により違いますが、普通分娩の時の陣痛、産む時の激痛を考えると・・・

私は無痛分娩を選びます。

否定的な意見もあるでしょうし、悩む方も多いと思います

どちらの出産方法を選択したとしても、母子共に健康で、心穏やかに過ごせるのであれば、どちらを選択してもいいと思います。

自分が後悔しないのなら、どちらを選んでもいいのではないかなぁと!

どんな形であれ、赤ちゃんはものすごく可愛くて、愛おしいです。

悩んでいる方にとって、少しでもお役に立てると嬉しいです

子供を授かり喜びに浸っていても、いつかはやってくる産みの苦しみ…。


楽しいマタニティライフを過ごして、ワクワクどきどきの赤ちゃんとの対面を楽しんでください

2013年 三女

すばらしいマタニティライフと素敵な出産を!

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